遠近両用で本を読むのが辛すぎる?
眼鏡作製技能士
2026.08.01

遠近両用メガネを作ったけれど、
本を読むのにも視線をぐーっと下げないと見えなくて使いにくい、という声を聞くことがあります。
度数が適正であるという前提で、
このような場合に一番考えられる理由はフィッティング不良です。

遠近両用レンズは見えるポイント、合わせるポイントが決まっています。
眼科でメガネの処方箋を発行してもらい、度数やPDなどはデータ通りに作られたとしても
正しくフィッティングをしていないと”見えない””使いづらい”になりかねません。


遠近両用レンズは、レンズの上側で遠くを見て、下側で手元を見るように設計されています。
そのため、レンズ上の「近くを見るためのゾーン」と目の位置が大きくズレていると、
読書のたびに視線を無理に下げたり、顎を上げたりしなければなりません。
上の絵の場合、横方向で中心間距離は合っていますが、黒目の中心からは下方へ遠く離れています。
これが遠近両用メガネは近くが見づらい、使いづらいという原因の一つと思われます。

本・タブレットを寝かせ気味にすると見やすくなります
正しい位置で掛けられるようにフィッティングをされたメガネは、
無理に顎を上げなくても、自然な姿勢と視線で手元を見やすくなります。
遠近両用メガネは、レンズを入れただけでは完成ではありません。
お一人おひとりのお顔や掛け方に合わせて調整することで、初めてレンズ本来の性能が発揮されます。
それを行うのが私たち眼鏡作製技能士の大切で最も基本的な仕事です。
遠近両用メガネ作りはオプト和正にお任せくださいませ。
